2012年1月21日

今日のアレックス 箱


アップルサイダー(シードルみたいなもの)の箱がちょうどいいサイズでした。

底に凹凸があったので、このあとせっせとちぎって平らにしていた。
でも、ちぎり過ぎて底に穴があいて結局はぼろぼろに。

箱は、あまり入れておいて本気に巣穴にされてしまっても困るので、適当に出したり取り替えたりしています。たいていはすぐに破壊されるので、あまり心配する必要もなさそうですが。
ちなみに、クレオは箱にはほとんど興味を示しません。電話帳とかの薄い紙をちぎるのは好き。

2012年1月19日

今日のアレックス&クレオ 姪っ子が来た


オオハナインコ姉妹のアレックス、クレオと同クラッチで孵化したオス(ブライアン)の娘たちが、一晩泊まっていきました。
つまり、姪っ子に当たるわけですが、


じっと見ているアレックス。


気になるけど、ちょっと怖い。

一方クレオは、かなり気に入らなかったようで、いらいらしていました。
ケージの上からガン見。


こっちの方からも見てみる。


あげくにケージをガリガリかじり始めましたが、中にいる姪っ子たちはまったく無関心。
子供強し。

2012年1月13日

珍入者(獣)

車で配送される物品の積み降ろしをする場所をLoading Dockと呼んでいますが(日本語でなんて言うのかよくわからない…)、そこの係員から電話があり、「なんか動物逃げなかった? しっぽのふさふさしたモノがいるんだけど、フクロモモンガじゃないかなあ…」と。
そんなはずはない、と一応園内をチェックし、飼育動物がすべていることを確認。
ということは、ウチのではない。でも気になるので、スタッフの一人がドックまで見に行きました。
その結果、やはりフクロモモンガだろうということに。
早速、果物とロリキート/ミツスイ用ネクターを餌にトラップをしかけました。

そして数時間後、


フクロモモンガじゃないじゃん。

ヒメフクロネコ(Northern Quoll Dasyurus hallucatus)です。



夜行性で肉食の有袋類で、ネコとは何の関係もありません。
ただ、肉食哺乳類の少ないオーストラリアの生態系では、よそのネコ科動物と同じようなニッチにあると言えなくもないかもしれません。木登りは得意です。そして凶暴です。
果物も食べなくはないようですが、スモモなんぞにつられてほんの5時間程度でトラップにかかるとは、よほど空腹だったんでしょう。
このあとは、ちゃんと肉(カンガルー挽肉の肉食動物餌用特製ミックス)をもらい、近所の山に放されました。



よかったね。

2012年1月10日

今日のケアンズ 赤い実と鳥


赤い実と鳥、といえば冬の風物詩。日本ではまさに今頃見られる風景でしょう。
ケアンズにも、今ちょうど赤い実がたくさんなっています。
ヤシの赤い実が。


そして、やはり鳥たちがたくさんやってきます。
写真の、白黒の小さな鳥はオナガテリカラスモドキ(Metallic Starling Aplonis metallica)。カラスとは何の関係もない、ムクドリ科の鳥です。好きになれない和名のひとつですね。英名ではShining Starlingと呼ばれることもあります。下面が白いのは幼鳥で、成長は全身が金属光沢のある黒、そして目が真っ赤です。
この群れは幼鳥だけでした。

ほかにも、メガネコウライウグイス、ソデグロバトなどがやってきます。

2012年1月1日

元日 Year of the Dragon



2012年、辰年ですね。
英語でドラゴン(dragon)といえば、日本や中国の竜とは随分違うものを思い浮かべるわけですが、‘dragon’は、そうした空想上の生き物だけでなく、アガマ科などの一部のトカゲ(オオトカゲも含む)の呼称としても使われます。
そういうわけで、オーストラリアにはdragonがたくさん棲んでいます。
まあ、どちらかというと小型でかわいい感じのが多いですが。
ちなみに、オーストラリアでは、十二支はChinese New Year(旧正月)に付随するものと認識されているので、日本のように新暦の1月1日を起点に「今年は○○年」ということはあまりないようです。

クリスマスが一大イベントであるのに比べ、お正月には特に何もありません。New Year's Eve(大晦日の夜)にパーティーやカウントダウン、花火で多少盛り上がる人はいますが、それが過ぎれば just another day、かろうじて元日が祝日になる以外はまったく普通の日です。

我が家では一応、毎年恒例のお雑煮を食べました。お餅以外の具材は基本的に地元産のものなので、いわば無国籍料理ですが、でもこれがないと始まらないという気がして毎年作っています。

皆様にとって幸多き一年になりますように。