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2013年1月4日

赤い実好きのにぎやか兄弟(または姉妹)

オナガテリカラスモドキ(Metallic Starling Aplonis metallica) 幼鳥

ショッピングセンターの駐車場で救出されたオナガテリカラスモドキの幼鳥2羽(性別不明)が、我が家に一時滞在中。
集団で大きな巣を作るため、重くなり過ぎて巣ごと樹から落ちてレスキューされることがよくあります。

集団で暮らしているせいか、とにかくにぎやか。
成鳥の餌はおもに果実ですが、育雛時には昆虫を多く与えるため、果物に昆虫食用の粉餌(すり餌のようなもの?)を大量に加えて与えています。
好き嫌いが激しい、というか、リンゴなどの固めの果物は食べないか、食べても吐き出してしまうため、キウイフルーツ、バナナ、柔らかいメロン、ブドウなどを細かく刻んで使っていますが、かなり面倒。一度、値引き品でゲットしたラズベリーをあげてみたところ、非常にお気に召したようですが、そう頻繁には入手できません。ドライフルーツ売り場で見つけた枸杞(goji berry)を水で戻したものも好きなようです。
やっぱり、赤い実が好き。
過去記事

2012年2月24日

コールドスリープの悲劇

コアラの餌といえば、もちろんユーカリの葉。
常時、大量に確保するには、かなり広い林がバックアップ用も含めて複数箇所必要になるので、動物園では、自前あるいは外部と契約して、専用のプランテーションを作っているところが多いと思います。(ちなみに、日本語でプランテーション =plantation というと、安い労働力を使って単一作物を大規模に栽培するかつての植民地主義的な農園のイメージが強いですが、むしろ普通に使われる意味としては単なる‘栽培場’のことです。)
うちでも、2、3日おきに、車で30分から1時間ぐらい離れた場所へ新しい枝を切りにいきます。切った枝は冷蔵室で保存できますが、温度や湿度の管理がきめ細かくできるような高級な冷蔵室でもない限り、3、4日もすると古くなってきます。一度に収納できる量も限られているので、結局、2、3日おきに新しいのを入手というペースになっています。

ユーカリの林にはいろいろな生き物が住んでいて、枝を取るときに一緒にくっついてきてしまうことがよくあります。よくいるのはケムシの類い。クモやアリなんかもついてきます。グリーンアンツという攻撃性が強くてかみつくアリが、巣ごと入っていたりすると、泣きたくなるような思いで作業をすることになります。大きめのバッタやナナフシの類いが入っていると、ちょっとラッキーという気分になり、捕まえてポッサム(フクロギツネ)にあげると大喜びでかじりついてくれます。バリバリと効果音付きで…。
さらにラッキー度が高いのがカエル。
よくいるのは、Dainty Green Tree Frog Litoria gracilentaという種類で、和名はビハマアメガエルとかキアシアメガエルとか言うようです。
虫(クモとか含めて)やカエルは、そのままユーカリと一緒に冷蔵室に入れられてしまうと、強制的に冬眠状態になります。そして、室温に戻すとあっさり息を吹き返したりします。いわば、コールドスリープ。虫の場合は、ほぼ生き返るのですが、カエルは残念ながら復活しないことも多いです。入れられていた時間や、冷風の当たり具合にもよるんでしょう。

先日発見されて、復活しなかった例。

こうして水に浸しておくと、運が良ければいつの間にか動き出します。
このカエルは今までユーカリに入っていたのを見たことがない種類だったため、一部スタッフが大きな期待を込めて見守っていたのですが…復活してくれませんでした。


脚の裏側部分や脇の鮮やかな模様から、Roth's Tree Frog Litoria rothiiという種類と思われます。
残念無念…。

2012年1月13日

珍入者(獣)

車で配送される物品の積み降ろしをする場所をLoading Dockと呼んでいますが(日本語でなんて言うのかよくわからない…)、そこの係員から電話があり、「なんか動物逃げなかった? しっぽのふさふさしたモノがいるんだけど、フクロモモンガじゃないかなあ…」と。
そんなはずはない、と一応園内をチェックし、飼育動物がすべていることを確認。
ということは、ウチのではない。でも気になるので、スタッフの一人がドックまで見に行きました。
その結果、やはりフクロモモンガだろうということに。
早速、果物とロリキート/ミツスイ用ネクターを餌にトラップをしかけました。

そして数時間後、


フクロモモンガじゃないじゃん。

ヒメフクロネコ(Northern Quoll Dasyurus hallucatus)です。



夜行性で肉食の有袋類で、ネコとは何の関係もありません。
ただ、肉食哺乳類の少ないオーストラリアの生態系では、よそのネコ科動物と同じようなニッチにあると言えなくもないかもしれません。木登りは得意です。そして凶暴です。
果物も食べなくはないようですが、スモモなんぞにつられてほんの5時間程度でトラップにかかるとは、よほど空腹だったんでしょう。
このあとは、ちゃんと肉(カンガルー挽肉の肉食動物餌用特製ミックス)をもらい、近所の山に放されました。



よかったね。

2012年1月10日

今日のケアンズ 赤い実と鳥


赤い実と鳥、といえば冬の風物詩。日本ではまさに今頃見られる風景でしょう。
ケアンズにも、今ちょうど赤い実がたくさんなっています。
ヤシの赤い実が。


そして、やはり鳥たちがたくさんやってきます。
写真の、白黒の小さな鳥はオナガテリカラスモドキ(Metallic Starling Aplonis metallica)。カラスとは何の関係もない、ムクドリ科の鳥です。好きになれない和名のひとつですね。英名ではShining Starlingと呼ばれることもあります。下面が白いのは幼鳥で、成長は全身が金属光沢のある黒、そして目が真っ赤です。
この群れは幼鳥だけでした。

ほかにも、メガネコウライウグイス、ソデグロバトなどがやってきます。

2011年12月12日

庭の生き物:クツワアメガエル

クツワアメガエル(White-lipped Tree frog Litoria infrafrenata

以前よく来ていたイエアメガエルは、最近来なくなりました。
うちには水場がないので、繁殖期になって産卵のために水辺に移動したのか、ついに天寿を全うしたのか、それとも…?

そのかわり、クツワアメガエルが時々来るようになりました。
顔とか体つきとか、イエアメよりも普通にカエルっぽくてかっこいいと思うんですが、なぜかイエアメほど慣れません。
どちらの種もケアンズの町中で普通に見られ、民家にもよくいますが、クツワアメガエルはより樹上性の傾向が強いのか、ホテルなどの高い建物で見ることが多い気がします。大きさは同じくらい。体長ではクツワアメガエルの方が大きくなるようですが、細いので、そんなに大きく見えません。





2011年11月12日

庭の生き物:ヤドリギハナドリ

ヤドリギハナドリ♂(Mistletoebird Dicaeum hirundinaceum

家の前の電線に止まって、日本のカラ類のような高くてよく通る声で鳴いていました。
大きさもカラ類くらいの小さな鳥。
オスは赤白黒のはっきりした色合いで、メスは上面が灰色でのどは赤くなく、下尾筒だけちょっと赤い程度。
うちにはヤドリギはないんだけど、それ以外の花や蜜、果実、虫なんかも食べるようです。

2011年9月29日

庭の生き物:イエアメガエル

前の雨期に玄関先で餌付いたイエアメ嬢ですが、さすがに冬の間は途絶えがちだったのが、暖かくなったらまた毎晩のように来ています。3日のうち2日は来てますね。
しかもすっかり大胆になり、あまり待たせると、ドアを押しているのかへばりついているのかカタカタ音がするし、開けた途端に侵入。

よいしょ。

入っちゃったよ。
さあ餌をよこせ、と言わんばかりのふてぶてしい面構えです。


なんか、以前より大きくなっている気がします。
貫禄たっぷり。
さすがに、お食事の後はお帰りいただきました。


2011年9月14日

庭の生き物:マミジロナキサンショウクイ

マミジロナキサンショウクイ(Varied Triller Lalage leucomela)♂

マミジロナキサンショウクイ(Varied Triller Lalage leucomela)♀


「ビー(というか英語の‘brreer’という表現の方が近いですね)」という声がしたので外を見たらすぐそこに止まっていた。樹の葉の裏などを突っついて、虫を探していたようです。
最初の一羽がいなくなったと思ったら、また来た。と思ったら今度はメスだった。
ここで巣作りしてくれたら楽しいんだけど。
雨林からユーカリ林、河畔林、公園や庭木まで、わりとどこででも暮らせる鳥のようですが、分布は北部・東部の沿岸が主で、内陸にはいないようです。手元の図鑑に全長17.5cmとあるので、意外と小さい。単純にサイズで言えば、ヒヨドリやムクドリより二回りほども小さいことになるが、何となくもっと大きく感じる。

2011年9月10日

庭の生き物:メクラヘビ


まるでミミズ。
でもヘビ。
残念ながら、死骸でした。

ミミズのように土の中にすんでいます。目は退化して口も小さく、鱗も他のヘビとはかなり違うので、見れば見るほどミミズのよう。

よ〜く見ると、黒い点にしか見えない目と限界まで薄べったい口がようやくわかる程度。

ヘビの識別方法の一つとして、よく、体に対して横方向に並んだ一列にある鱗の数を数えるのですが、…ムリ。小さいし、境目がよくわからないし、腹坂の形が他の鱗と変わらない。ていうか、腹坂はないんでしょうかコレ。

おそらくブラーミニメクラヘビ(Ramphotyphlops braminus)と思われます。
外来種で、英語ではFlowerpot Snakeと呼ばれますが、植木鉢(Flowerpot)の土などに紛れ込んで、世界中の熱帯、亜熱帯に移入されている種。

うちの庭はほとんど砂なので、やっぱり植木を買ったときについてきたのかなあ。

2011年8月26日

デインツリー ボードウォーク散策

日帰り圏内にあるデインツリー国立公園周辺に出かけてきました。
lowland rainforest(低地雨林)やマングローブ林を歩く散策路が何カ所か設置してあり、気軽に林内を散策できます。

fan palm(ウチワヤシの一種)の群生。

前も後も全部、fan palm。こんなにまとまっているのは、あまり見たことがなかった。

幹に直接花をつけている樹。幹生花というらしい。


日光浴中のGreen Tree Snake (Dendrelaphis punctulata)。


ナナフシの一種。Peppermint Stick Insect (Megacrania batesii) ?

まだそれほど暑くなく、お天気もよくて快適でした。

2011年8月1日

Lone Pelican

コシグロペリカン(Pelecanus conspicillatus

冬のケアンズ、エスプラネードには、例年なら国内各地から越冬に訪れるペリカンやサギ類などが集まるのですが、今年はほとんどいない。ペリカンに至っては1羽しかいません。
大きな体でぽつんと佇んでいる、ひとりぼっちのlone pelican。

なぜ、ペリカンが少ないのか?
原因は、エア湖です。
南オーストラリア州にあるエア湖は、普段はほとんど水のない塩湖ですが、数年に一度、周辺地域一帯から盆地になったこの部分に大量に水が流れ込み、広大な湖が出現します。すると、どうしてそれがわかるのか、遥か離れた場所からペリカンやその他の水鳥たちがやってきて、一斉に繁殖するそうです。(小規模な洪水はおよそ3年に一度、大規模な洪水はおよそ10年に一度と言われています。小規模な洪水の場合、水はすぐに吸収されるか、干上がってしまうそうです。)
NHKの「ワイルドライフ」という番組でも、この話が取り上げられていたそうですね。
2009年から水が入り始めて、2011年現在でもまだ水があるようです。いつもなら冬にはケアンズの海岸に来ていたペリカンたちも、まだもどってきていない、というわけです。

ところで、すっかりご無沙汰していましたが、パソコン買い替えと移行作業が済み、ようやく快適に作業できるようになりました。
数年前には、移行作業ってもっと大変だった気がするのですが、意外と簡単にできたのでよかった。

2011年4月19日

喰われた…


しばらく前から、わが家の戸口の前の階段にほぼ2日に一度はやって来るカエル(イエアメガエル)。
すっかり餌付いたと思ったら、餌が待ちきれずこんなことに…。

割と大きめサイズと思われる相方さんの人さし指が、根元までガップリとくわえられている。
なんでも、最初は指先にかみついたのが、放すどころかずんずん呑んでいったそうだ。
歯があるにはあるけど、痛くはなかったって。別に傷もできていなかったし。


ほぼ無理やり引き抜き、気を取り直して竹ピンセットで餌付け。すごいがっつきようだ。
まるで口と胃だけでできているかのような生き物…。

2011年3月30日

カエルのこと

猛暑再び…。
現在、31℃だそうです。パソコン作業がつらい。

ところで、最近、夜になるとわが家の玄関の階段にカエルがやってくる。


多分、手に収まらないほどおっきいです。持ってみてはいないけど。
(カエルはむやみに触ってはいけない。←カエルのためによくないから)
今晩も来たら測ってみよう。

イエアメガエル(Green Tree Frog Litoria caerulea
メスは12cm近くにもなる大型種。年をとると、耳(鼓膜)の上から体の脇の皮膚がたるんでくる 。

(同上)
顔がカエルのカー○ットのようだ。
アマガエル科Litoria属(アメガエル属)なので、ニホンアマガエル(アマガエル科アマガエル属)とは同科。ケアンズでよく見る在来種のカエルは、大部分がこのLitoria属の種です。

初日は、不運にも、帰宅した旦那に暗闇で踏んづけられて「キュウ!」っとバカでかい声を発しながら姿をくらましたが、その後また戻ってきて、うちにあった餌用のコオロギやらミールワームやらたまたま家で捕まえたゴキブリやらをもらって機嫌を直したのか、3日間ほぼ同じ場所に現れている。ちゃんと学習するようだ。

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日本では好き嫌いの別れるカエルだが、オーストラリアでは、一般的に好意を持たれている。自然環境の指標となるのも、理由の一つだろう。

対照的に、移入種であるオオヒキガエル(Cane Toad Bufo marinus)は、徹底的に憎まれている。
サトウキビ畑の害虫駆除のため、1930年代に人為的に導入されたオオヒキガエルが、オーストラリアの在来生物に与えている悪影響は枚挙に暇がない。
興味のある人は、例えば、以下のページが参考になるかもしれない。
ANIMAL SPECIES:Cane Toad --Australian Museum
Cane Toads: Threatening Our Northern Species --WWF Australia, Threatened Species Network

そもそもの導入が行われた場所であるクイーンズランド州では、一般参加型のさまざまなイベントを通じて、オオヒキガエルの駆除を進めている。『ザ・シンプソンズ』のエピソードの一つにちなんだ、「Toad Day Out」というイベントが先週末に行われた。
Thousands killed in 'Toad Day Out' --March 27, 2011 Courier Mail
Simpsons 'Whacking Day' episode inspires Queensland's Toad Day Out --March 26, 2011 The Telegraph

今年は、ケアンズを訪れていた環境保護活動家のボブ・アーウィン氏(『クロコダイル・ハンター』で有名な故スティーブ・アーウィン氏の父)が、毎年恒例の駆除活動への参加を呼びかけていた。
Clean up toad problem, Queenslanders: Bob Irwin --March 26, 2011 The Cairns Post

移入種を駆除して在来の野生動物を守ろう! という活動に一般の人の関心が集まること自体は非常にいいことだと思う。実際、オオヒキガエルは放置しておけばその影響と関連して絶滅する在来種も出てくるだろうし、手遅れにならないうちに対策をとる必要がある。
ただ、活動に際してきちんとした説明がなされているのかどうかが問題。
特に、子供を積極的に参加させる場合、大きなカエルを捕まえよう、たくさん捕まえてたくさん殺そう(袋に詰めて冷凍庫に入れる方法が一般的)、というだけのイベントに終わらないよう、駆除活動の意味をしっかり強調していかないといけないと思う。

Toad Day Out の発案者だというクイーンズランド州議員の言葉、
"They are the most disgusting creature, probably the most destructive creature around,"
"They are killing our native wildlife, they are poisoning our waterways and if we wait for science to do something we'll be waiting 50 years."
(「やつらは最も不愉快な生き物で、おそらくこの辺では最も有害な生き物だ」「やつらは在来の野生動物を殺し、水路を汚染させている。もし、科学が何か解決策を見つけるまで待つとしたら、50年も待っていることになるだろう」)
これってそのまんま、人間のことだよね、 と思った。

2010年12月8日

預かりもの

今日から土曜日まで3日間、預かり中。

メガネオオコウモリ(Pteropus conspicillatus

これは野生動物レスキューで拾われてきた子供コウモリ。
母コウモリが何らかの理由で死亡したりねぐらに帰ってこなかったりすると、弱ったりお腹をすかせた子コウモリが地上に落ちてしまい、ウロウロしているところを助けられることが多い。
母コウモリが死んでしまう理由はいろいろある。麻痺性の毒を持つダニ(Paralysis Tick)が有名だけれど、そのほかにも、果樹園の害獣として撃たれたり電気網で殺されたり、電線や鉄条網などに引っかかったりと、人間に関わる理由が多い。
果実の食害や、多数が集まってコロニーを作るために騒音や悪臭が問題となって、オオコウモリを嫌う人も多い。
一方で、毎年何十頭も育てて野生に返している人たちもいる。

オオコウモリについては以下のサイトに非常に詳しく出ているので、興味のある人はぜひ見てみてください。

世界オオコウモリ紀行
http://www2r.biglobe.ne.jp/~fruitbat/travels/index.htm

ミルクの時間
まだ飲んでる
ミルクは1日4回なので、楽な方。
メスのおちびちゃんで、とてもおとなしく扱いやすいいい子です。
そういえば、なぜかまた女の子なので、うちの生き物部屋(またはダイニング)はすっかり女子部屋と化している。

ミルクが終わるとおしゃぶりを口にくわえさせ、排泄を拭いてトイレを促し、きれいになったら布でくるんで完成。


2010年10月18日

夜の森

懐中電灯片手に夜の森で動物を見ることを、spotlighting(スポットライティング)といいます。
両爬がメインの場合はherping(ハーピング)ともいいます。
ちなみに楽器のハープとは関係ありません。

先日、急に思い立って、近場で気合いの入らないのんびりスポットライティングをしてきました。
カメラが小さいので、写真にも気合いが足りてません。


キミドリリングテイル Green Ringtail Possum Pseudochirops archeri
真ん中当たりの緑の葉の上


Northern Leaf-tailed Gecko Saltuarius cornutus
樹の右側にへばりついています
目当てはChameleon Geckoだったんですが、だめでした。
いつか見たいなあ。
夜の森は静かで涼しくて、今はまだ虫も少ないので、気持ちよかったです。