6月16日(続き) アリススプリングスから西へ
夕方にアリススプリングスを出発。できるだけ先に進んでおきたいということで、ひたすら西へ走ります。最初はタナミロードというよく知られた道をたどりますが、途中からは、名前もよくわからないし地図にも載っているかどうか、という道路。この日は夜10時頃まで走って、道路脇のクレイパンでキャンプ。途中、道路のまんなかで黒牛が寝ていてぶつかりそうになりました。クレイパンというのは、ごく最近まで水がたまっていた場所で、浅いすり鉢状に草木のない平らな砂地になっているため、キャンプにはうってつけです。5人中、テントを使用していたのは私たち2人だけ。あとの3人は‘スワッグ’を使っていました。スワッグは、厚手の防水生地でできた大きな寝袋で、地面(普通はマットを敷いてその上)に敷いてそのまま寝るためのものです。大きいので防寒対策に中に寝袋を入れたり、フレームやポールやロープを使ってテントのように張って空間を広くしたりはできますが、これ以外にテントは使わないので、なんというか、野ざらしです。昔は、昼間の移動時にはスワッグの中に荷物を入れ、ぐるぐる巻いて背負って歩いた(これがつまり‘スワッグマン’で、有名なウォルシング・マチルダの歌に登場。)という、いわば、テント+寝袋+リュックサック。日本ではあまり聞きませんが、オーストラリアでは伝統的なキャンプ用品です。
夕方にアリススプリングスを出発。できるだけ先に進んでおきたいということで、ひたすら西へ走ります。最初はタナミロードというよく知られた道をたどりますが、途中からは、名前もよくわからないし地図にも載っているかどうか、という道路。この日は夜10時頃まで走って、道路脇のクレイパンでキャンプ。途中、道路のまんなかで黒牛が寝ていてぶつかりそうになりました。クレイパンというのは、ごく最近まで水がたまっていた場所で、浅いすり鉢状に草木のない平らな砂地になっているため、キャンプにはうってつけです。5人中、テントを使用していたのは私たち2人だけ。あとの3人は‘スワッグ’を使っていました。スワッグは、厚手の防水生地でできた大きな寝袋で、地面(普通はマットを敷いてその上)に敷いてそのまま寝るためのものです。大きいので防寒対策に中に寝袋を入れたり、フレームやポールやロープを使ってテントのように張って空間を広くしたりはできますが、これ以外にテントは使わないので、なんというか、野ざらしです。昔は、昼間の移動時にはスワッグの中に荷物を入れ、ぐるぐる巻いて背負って歩いた(これがつまり‘スワッグマン’で、有名なウォルシング・マチルダの歌に登場。)という、いわば、テント+寝袋+リュックサック。日本ではあまり聞きませんが、オーストラリアでは伝統的なキャンプ用品です。
17日
朝、出発してすぐにクルマサカオウムを見ることができました。
野生で見られる場所は限られているので、よかったです。
この日は給油のためにキントア(Kintore)とキウカラ(Kiwirrkurra)のコミュニティ(アボリジニの集落)に寄りました(アボリジニのコミュニティに立ち入るには、あらかじめ許可を取得する必要があります)。給油所、といっても、人がいない。そもそも、看板によれば決まった時間にしか人が来ないらしい。しばらく待っていると人がやってきて、今日はコミュニティで不幸があったからしばらく開かない、とか…。
だいぶ時間がかかりましたが、無事に給油できました。
夜は、プレハブ小屋数棟が放置されている謎の廃村(通称 out station)でキャンプ。あとでわかったことですが、過去に、ここにコミュニティを作る計画があったもののうまくいかなかったんだとか。この近くがテンニョインコ目撃ポイントのひとつなので、翌朝に期待がかかります。ただ、アリススプリングスを出て以降、確認できる鳥の種類はどんどん減っています。どうも、生物の種類も数も少ない場所のようでした。
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