2011年12月12日

庭の生き物:クツワアメガエル

クツワアメガエル(White-lipped Tree frog Litoria infrafrenata

以前よく来ていたイエアメガエルは、最近来なくなりました。
うちには水場がないので、繁殖期になって産卵のために水辺に移動したのか、ついに天寿を全うしたのか、それとも…?

そのかわり、クツワアメガエルが時々来るようになりました。
顔とか体つきとか、イエアメよりも普通にカエルっぽくてかっこいいと思うんですが、なぜかイエアメほど慣れません。
どちらの種もケアンズの町中で普通に見られ、民家にもよくいますが、クツワアメガエルはより樹上性の傾向が強いのか、ホテルなどの高い建物で見ることが多い気がします。大きさは同じくらい。体長ではクツワアメガエルの方が大きくなるようですが、細いので、そんなに大きく見えません。





2011年12月8日

今日のケアンズ クリスマスまで17日

キリスト教圏では、クリスマスといえば非常に重要な祭日。
おもに子供や若者がパーティーやプレゼントを楽しむ日本と違って、特に熱心なキリスト教徒でなくても、遠方の家族に会いに行ったりカードやプレゼントを送ったりと、日本で言えばお盆やお正月のような行事です。
キリスト教圏の祭日としてはイースターも大きな行事ですが、イースターのプレゼントといえば、せいぜいチョコレートかウサギのぬいぐるみ、オーストラリアならそれに加えてキャンプ用品ぐらいなもの。クリスマスはあらゆるビジネスにとってビッグチャンスでもあるので、気合いの入り方が違います。

気合いは入っている、はずなんですが…。
たとえば、ケアンズの中心部にある飾り付けはこんな感じ。



七夕か、お盆か…。
しかも、木がガジュマル。
どうせ年明けまで放置されるので、正月飾り兼用?

市内のドイツ風ベーカリーでは、お菓子の家と、ドイツの伝統的なお菓子のシュトレンを売っていました。甘いけどおいしいです。

2011年11月29日

今日のアレックス&クレオ



もう11月も終わりですね。
思えば、アレックスとクレオ、そしてブライアンは2009年11月初旬に孵化しているので、これで2年めになったわけです。
誕生日(孵化日?)ケーキでも作るべきだったか。世間には犬用誕生日ケーキなんぞを売っている店もあるらしいですね。

2011年11月23日

今日のケアンズ Golden Penda


ケアンズ市の花、ゴールデンペンダ(Golden Penda Xanthostemon chrisanthus)。
年に何度も咲くようですが、今ちょうど、あちこちで咲いています。



曇り空でにわか雨もあり、蒸し暑い一日でした。
もう夏だなあ。

2011年11月16日

蚊取り線香に関するちょっとした疑問

しばらく雨が続いたせいか、最近、蚊が多い。

夕方、ガレージのあたりで立ち止まると耳元で「うわ〜ん」と音が聞こえるほど。
ケアンズには、蚊が媒介するデング熱という病気があるので、油断できません。
当たり年だった去年は、ここの近所でも何人か発症していたはず。

うちによくいるのは、こんなやつ。

種類はなんだかよくわかりません。
デング熱を媒介するのは、日本のヤブカ(ヒトスジシマカ)によく似た、ネッタイシマカ(Aedes aegypti)という種類らしい。川などの広い水辺ではなく、家の周りのちょっとしたくぼみに溜まった水などに発生して、昼間刺されることが多いのも特徴だとか。

病気にかかってはどうしようもないので、蚊取り線香を使用中。
常時、鳥と爬虫類とたいていその他の何かがいる家なので、赤ちゃんやペットにも安心という、天然除虫菊を使った製品をわざわざ日本から取り寄せてみた。

においは悪くないし、なかなか効果もありそう。
が、ここで疑問。
そもそも、除虫菊(シロバナムシヨケギク)に含まれている殺虫成分のピレトリンを真似て開発したのが、合成ピレスロイドなんだから、「天然」=安全とはこれ如何に?

結局、ピレトリンも合成ピレスロイドも昆虫の神経受容体に作用する殺虫活性物質だが、少なくとも、天然ピレトリンは温血動物である哺乳類と鳥類にとっては、ほぼ無毒ということらしい(体内ですぐに分解されてしまうため)。
ただし、除虫菊から抽出した天然ピレトリンが不安定で、すぐに分解されてしまうのに対し、合成ピレスロイドは安定性を高めているということなので、この部分で安全度が落ちると言えるのかもしれない。

そこで、問題なのは冷血動物。
ピレスロイド系殺虫成分は、爬虫類や両生類、魚類にとっては有毒。実際に、死亡事故も起きています。といって、どの程度に有害なのか、同じ部屋とか間近で使わなければいい程度か、やはり天然ピレトリンの方がまだましなのか? そういえば、職場で世話になっている獣医さんが、鳥用の寄生虫駆除スプレー(ピレスロイド入り)をヘビに使ってオッケーとか言ってたよな…。
まだまだ疑問が残ります。調べてみよう。

※ピレスロイドについてはこちらが詳しいです。あとは、wikiにもけっこう出てます。

とりあえず、しまこさんの近くではつかわないようにしよう。

代替案として、こちらでも売っているシトロネラやサンダルウッドを使った製品(精油、ロウソク、ランプやトーチ用のオイル、線香など)を利用する方法もあるけど、これまで使ってみたところ、効き目がいまいちな気がするんだよなあ。


いずれにしても、天然成分なら安全、という信仰めいたものはおかしいと思う。
毒も薬も、植物や自然に存在する成分が原料だったり、それを真似て合成したりしてできているものが多いんだから。




2011年11月12日

記念日、クラゲ


もう一週間以上前ですが、記念日だったので、一応、一泊お泊まりしてきました。
泊まったのはパームコーブのSea Templeというところ。
名前の通り、勘違いアジアンな雰囲気満載でしたが、開放感があってそこそこきれいで、ケアンズ市街とは違ってリゾートっぽかったです。
お泊まりの目的は、風呂
部屋にちゃんとしたバスタブのあるホテルをチョイスしたのでした。
日本人はやっぱり風呂だよね!

パームコーブの海岸には、クラゲ除けネットが張られていました。
わかりにくいけど、白く伸びているのが、ネットの上端です。

そして、毒クラゲの解説板。


猛毒のイルカンジというクラゲは、爪の先ほどの大きさしかなく、刺されれば死亡に至ることもあるので、なかなかコワいです。クラゲの場合、死骸や、切れて漂っている触手でも刺されます。
毒クラゲのシーズンは、11月〜5月の暖かい時期だそうです。

庭の生き物:ヤドリギハナドリ

ヤドリギハナドリ♂(Mistletoebird Dicaeum hirundinaceum

家の前の電線に止まって、日本のカラ類のような高くてよく通る声で鳴いていました。
大きさもカラ類くらいの小さな鳥。
オスは赤白黒のはっきりした色合いで、メスは上面が灰色でのどは赤くなく、下尾筒だけちょっと赤い程度。
うちにはヤドリギはないんだけど、それ以外の花や蜜、果実、虫なんかも食べるようです。

2011年11月10日

いつのまにか10月が終わっていた。

10月は、上司の結婚式(しかも勤務先の動物園内で挙式)に始まり、妙に忙しくなって、気づいたらもう終わっていた…。
大雨が続いたせいもあって、動物たちに病気やケガが続いたり、残念ながら死亡に至ったり、精神的にも参っていたのでした。
動物は、少しぐらい体調が悪くてもなかなかそれを表に出しません。
弱いところを見せれば、捕食者に狙われたり、競争相手の挑戦を受けたりすることになるから、それは生存のための知恵なんでしょう。
だから、病気に気づいたときには、もうかなり重篤になっていたりします。
反対に、というか、ケガについてはかなり強いです。痛い痛いと泣き叫ぶこともなく、骨折がいつの間にか治っていたり。
人間ならもうだめだろうと思うような、胸にぽっかり穴が開く大ケガを負いながら、ごく簡単な処置だけですっかり治ってしまった鳥もいました。

病気にしろ、ケガにしろ、治療をしているということがわかってもらえないのがもどかしいですね。注射を打たれたり薬を飲まされたりするのも、動物からみれば迷惑か恐怖にしか感じられない。全身で、「あっちいってよ。さわらないでよ」と訴えているところを、取っ捕まえて有無を言わさず治療する感じです。まあ、人間の子供も似たようなもんでしょうか。

そんなわけで、ひと月ほどうちにいたフクロモモンガ姉妹もそろそろ離乳して園内に戻される予定です。

2011年10月21日

スリングっぽいもの。


赤ちゃん用の、いわゆるだっこひもの一種で、スリングと呼ばれているものがあります。
構造自体は単純で、基本的には長い布を縦二つ折りにして肩のところでリングなどで止めて斜め掛けにし、袋状になった部分に赤ちゃんを入れる仕組み。
オーストラリアではけっこう見かけます。最近は日本でもよく使われているみたいですね。

で、ふと思いついて、家にあったコットン製のストールのような布をスリング風に斜め掛けにして、フクロモモンガの双子姉妹を入れてみました。 ←また女子ですよ。





すやすや寝ています。
落ち着くのか?
丸まっているので顔の脇に手と足があります。ふさふさしてるのは尾。




お互いに、何してるのかな?と、様子を見るのもらくちん。
毛のはえそろっていない子の場合は、湯たんぽを入れるとかしないと保温が不十分だけど、これぐらいの子なら、朝晩のちょっと寒い時間帯も体温でちょうどよく温まるし。

うん。なかなかいいアイディアでした。
丈夫な生地で、ボタンやひもなどで留められるように工夫すれば、カンガルーやワラビーの子供によさそうです。

2011年10月7日

ネズミじゃないよ。


ネズミっぽい感じですが、シモフリコミミバンディクート(Northern Brown Bandicoot Isoodon macrourus)という有袋類です。誰がどうして付けたのかよくわからないけど、あまりセンスのない和名。霜降りって。肉じゃないんだから…。





母親の袋の代わりにニット帽に入っています。
ニット帽を見ると動物を入れたくなりますね。これはちょっと引っかかりやすそうだなーとか、動物用視点で素材や縫製を吟味してみたり。
仕事仲間でもそうですが、飼育員や野生動物救護をしている人は、空き箱やかごを見ればこれは何か(=動物)に使えそうかなーとか、木の枝を見れば止まり木やシェルター(隠れ家)にどうかなーとか、およそ何を見てもそっち方面に思考が向かうようです。


計量中。
47gでした。まだまだ成獣の十分の一もありません。
1日4回のミルク、1回5mlぐらいなので、中さじ一杯分?
それでも、1日で体重の半分近く飲んでいる計算ですね。成長が速いので、2ヶ月もすれば完全に乳離れして、小柄ながらも大人並みの生活をするようになります。ちなみに、妊娠期間は12.5日間と哺乳類中最短です。

2011年9月29日

庭の生き物:イエアメガエル

前の雨期に玄関先で餌付いたイエアメ嬢ですが、さすがに冬の間は途絶えがちだったのが、暖かくなったらまた毎晩のように来ています。3日のうち2日は来てますね。
しかもすっかり大胆になり、あまり待たせると、ドアを押しているのかへばりついているのかカタカタ音がするし、開けた途端に侵入。

よいしょ。

入っちゃったよ。
さあ餌をよこせ、と言わんばかりのふてぶてしい面構えです。


なんか、以前より大きくなっている気がします。
貫禄たっぷり。
さすがに、お食事の後はお帰りいただきました。


2011年9月26日

愛国心? 対抗意識?

海外旅行でお土産を買ってもたいていは中国製、というのはケアンズも同じです。

そもそも、日本人のように「絶対にお土産を買う」という習慣のないオーストラリアでは、ご当地グッズなどもあまりないし、地元産のお土産自体が少ないです。

そんな中、主人が最近ケアンズで見つけてきたお土産。


蚊取り線香ホルダー。
湿っぽいところでも使いやすいように、クリップ状の金具で蚊取り線香の目玉部分を挟んで保持するようになっています。
便利と言えば便利かも。
どこが‘croc head(ワニの頭)’なのかは、まったくもって謎ですが。

が、それだけではないんです。
商品タグに書かれた文字に注目。


NOT MADE IN CHINA
Hand Made in Australia

小さい文字ながら、はっきり主張してます。

地元製品は応援するけど、ここまで露骨に言わなくてもな…。

お土産に限らず、国産品や国内企業をうたった宣伝文句はよく見かけます。
そうでもして差別化しないと、生き残っていけないのかもしれませんが。
そういった商品を支持する風潮もそれなりに強いですが、支持はしても実際に買うのは安い方だったり…というのが一般的な傾向かもしれません。

そんな愛国心あふれる(?)オーストラリアには、こんなものも売られています。

AUSSIE FRIES
Because we're not French!

フライドポテト状のポテトチップス。
フライドポテトは英語ではFrench fryというんだよー、と習ったような気が、そういえばしますが。
フランス人じゃないからフレンチフライなぞと呼ばん! という心意気。
たしかに、フライドポテトなしにオージーの食生活は語れないかもしれない。まちがいなくフランス人よりもオーストラリア人の方が多く食べているでしょう。
でも、そもそもフレンチフライなんてあまり言わないんだよね。
単に、‘chips’です。

2011年9月24日

IELTSを受けてきた。

オーストラリアで一般的な英語の資格は、TOEICでもTOEFLでもなく、IELTS(International English Language Testing System)です(アイエルツと発音)。ケンブリッジ大学やBritish Councilなど複数の機関で共同運営されている、おもにイギリス英語圏で採用されているテストで、オーストラリアでは外国人の大学入学やビザ申請に必要となります。大学の通信講座を受講しようかなーと思ったので、受験してみました。

時期によっては満員でなかなか受けられないこともあるようですが、今回は3週間前に申し込んで、すんなり受理されました。

受付確認のメールが届いてから思ったのですが、普通、きちんと勉強して、準備できてから受けるべきものだよね、と。330ドルの費用を考えると何度も受けたくはないし。実質2週間もなかった準備期間は、結論から言って短かすぎました。

テストにはAcademicとGeneral Trainingの2種類があります。General Trainingは6年ほど前に受けたことがあるのですが、今回必要なのはAcademic。どちらにしろ、試験結果は2年経つと時効になってしまうので、受け直さないといけません。

会場は前と同じ建物でしたが、中身の会社(学校?)が変わっていました。しかも、本人確認が非常に厳しくなっていてびっくり。

当日は、会場に着くと受付手続きをし、なんとその場で写真と指紋を取られます。空港並みのハイセキュリティです。
そして、試験会場に入る際には入り口で先ほどの指紋と顔写真を一人一人照合。
どこの試験場でもこのシステムを使っているのか? 人数が多い大都市とかの場合はどうするんでしょう…。
試験会場に持ち込めるのはパスポートと鉛筆・消しゴムだけ。これは前も同じでした。
荷物は、係の人立ち会いのもとにまとめて隣室に預け、試験終了まで施錠されます。
スマホとか隠していたら、即失格・退場だそうです。
さらに厳しいのは、トイレ。3時間かかる試験の間、トイレ休憩はありません。
行きたい人は試験中に係員に伝えます。すると、トイレの前まで係員が付き添っていき、しかも戻って着席するまで係員がパスポートを預かります。
何か…「人を見たら替え玉受験と思え」みたいな厳重さ。
そんなに悪質な詐欺や替え玉があるんだろうか。
それとも、最近の試験はみんなこんな感じなんでしょうか。

AcademicもGeneral Trainingも、一緒の会場で同時に受験します。配られる問題用紙が違うだけ。リスニング、リーディング(長文読解)、ライティング(小論文のようなもの)のテストが各1時間、計3時間ぶっ通しで行われ、午後からは順番に一人ずつスピーキングのテストを受けます。運の悪い人だと、スピーキングは4:30とかになるので、ほぼ一日がかり。試験官も大変だよね、と思う。

出来はどうだったかと言うと、ライティングをのぞけば、なんとかなっている、はず。
ただし、ライティングが規定の文字数にまったく達していなかったり、内容も散々…。
大学の受講申し込みには、総合得点だけでなく各スキルの最低ラインも決まっているので、どうだかなあ…。
結果が出るのは2週間後です。

多分、英語学校とかで勉強してきた人は、ライティングの練習もしっかりしてきているんだろうから、試験のときに頭が真っ白になって「なに書けばいいかわからない!」なんてこともないんでしょう。あまりなじみのない分野が出題されても、練習していれば何とかなるはずです。社会人がテストを受ける場合、リーディングやスピーキングなら、日常や職場の体験がある程度は生かせるものだと思います。でも、与えられた時間内で文章を書く(しかも手書き)という場面は、学生時代ほどには出くわさない(人にもよりますが)。とにかく、書くという行為に対する勘を取り戻すためにも、ライティングの練習をしておくべきだったなあと思いました。
無念…。

ちなみに、IELTSを一度受けたことがある、または概要がわかっていて、試験前にちょっとした対策がしたい、という人には、Cambridge Vocabulary for IELTSという本が、なかなかおすすめです。タイトルはボキャブラリーとなっていますが、IELTSの出題形式を踏まえた構成なので、TOEIC用などの他の教材を使うよりも実用的なんではないでしょうか。ライティングの練習コーナーもあります。めんどうがらずに、きっちり文章を書いて練習することをおすすめします!




2011年9月23日

今日のケアンズ:Trumpet Tree


満開です。
Tabebuia aurea または、それに近い何か?
Trumpet Tree と呼ばれていて、原産は南アメリカだそうですが、ケアンズでは街路樹としてあちこちに植えられています。



一面に散り積もっているのは遠くから眺めればきれいですが、花ごとぼてっと落ちているので、枯れてきたら汚らしくなりそうな感じ。

2011年9月20日

庭の生き物:花


気がついたら突然咲いていた。
スイセンとかの類いでしょうか…。 ←コメントをいただきました。ヒガンバナ科の…茎が中空なのでアマリリス属ではなくヒッペアストラム属(Hippeastrum sp.)で、一般にアマリリスと呼ばれる園芸品種の一つのようです。
新築ではないので、前から植わっている植物がいろいろあります。この花も、土の中に球根でもあったんでしょう。
葉がないので、なんだかヒガンバナのよう。
そういえば、そろそろお彼岸ですか。

こちらでは日中だいぶ暖かくなり、春の陽気といったところ。
また暑くなるのか、と思うと憂鬱ですが。
気温が上がり始め、雨はまだ降らず湿度が低めのこの時期、オーストラリアでは森林火災の時期でもあります。昨日は、クイーンズランド州で340カ所の森林/植生火災があったそうです。
Queensland on high alert as 340 fires burn across the stateThe Courier-Mail
September 19, 2011 10:12AM)



2011年9月14日

庭の生き物:マミジロナキサンショウクイ

マミジロナキサンショウクイ(Varied Triller Lalage leucomela)♂

マミジロナキサンショウクイ(Varied Triller Lalage leucomela)♀


「ビー(というか英語の‘brreer’という表現の方が近いですね)」という声がしたので外を見たらすぐそこに止まっていた。樹の葉の裏などを突っついて、虫を探していたようです。
最初の一羽がいなくなったと思ったら、また来た。と思ったら今度はメスだった。
ここで巣作りしてくれたら楽しいんだけど。
雨林からユーカリ林、河畔林、公園や庭木まで、わりとどこででも暮らせる鳥のようですが、分布は北部・東部の沿岸が主で、内陸にはいないようです。手元の図鑑に全長17.5cmとあるので、意外と小さい。単純にサイズで言えば、ヒヨドリやムクドリより二回りほども小さいことになるが、何となくもっと大きく感じる。

2011年9月10日

庭の生き物:メクラヘビ


まるでミミズ。
でもヘビ。
残念ながら、死骸でした。

ミミズのように土の中にすんでいます。目は退化して口も小さく、鱗も他のヘビとはかなり違うので、見れば見るほどミミズのよう。

よ〜く見ると、黒い点にしか見えない目と限界まで薄べったい口がようやくわかる程度。

ヘビの識別方法の一つとして、よく、体に対して横方向に並んだ一列にある鱗の数を数えるのですが、…ムリ。小さいし、境目がよくわからないし、腹坂の形が他の鱗と変わらない。ていうか、腹坂はないんでしょうかコレ。

おそらくブラーミニメクラヘビ(Ramphotyphlops braminus)と思われます。
外来種で、英語ではFlowerpot Snakeと呼ばれますが、植木鉢(Flowerpot)の土などに紛れ込んで、世界中の熱帯、亜熱帯に移入されている種。

うちの庭はほとんど砂なので、やっぱり植木を買ったときについてきたのかなあ。

2011年9月8日

今日のハトさん



"eat me"
それとも、捨身成道の覚悟ですか…。


台所大好き。

2011年8月26日

デインツリー ボードウォーク散策

日帰り圏内にあるデインツリー国立公園周辺に出かけてきました。
lowland rainforest(低地雨林)やマングローブ林を歩く散策路が何カ所か設置してあり、気軽に林内を散策できます。

fan palm(ウチワヤシの一種)の群生。

前も後も全部、fan palm。こんなにまとまっているのは、あまり見たことがなかった。

幹に直接花をつけている樹。幹生花というらしい。


日光浴中のGreen Tree Snake (Dendrelaphis punctulata)。


ナナフシの一種。Peppermint Stick Insect (Megacrania batesii) ?

まだそれほど暑くなく、お天気もよくて快適でした。

2011年8月17日

今日のハトさん/インコさん



根付けになりました。

インコは目と嘴が大きすぎてコワい。

2011年8月13日

週末ベビーシッター


世話をしていた人が週末キャンプに行くというので、ベビーシッター中。
フクロモモンガ(Sugar Glider)の双子姉妹。100日齢くらいでしょうかね。
ミルクを少しと、細かく刻んだ果物にサプリメントを混ぜたものを食べています。


ミルクは自分でなめてくれるので、らくちん。
なれない家に来て恐る恐る?まだ眠い? なんか目が据わっている…。


でも、もっと欲しかったらしい。





固まっています。
こいつ誰? って感じでしょうか。




その後、ほぼ一晩中、カサカサ、ドタン、カサカサ… という物音が。
夜はよく動くと聞いていたので、まあ元気で何よりです。うちのケージはそれほど大きくないので、さすがに滑空の練習はあまりできないけど、2日間ぐらいならいいか。(モモンガみたいに滑空します。)
昼間は寝ているので、落ち着いてくれたらしい。とりあえず、仮住まいにそれほど不満はないようです。